先日、夜遅くに車にガソリンを入れようとガソリンスタンドに入りました。
お店に入ると同時に、ガソリン価格が表示された看板を見るとやけに高い!車を停めると店員さんが駆け寄って来ました。
私「あれ?ここは…セルフじゃないんですね?」 店員さん「はい、違います。」
うわぁ、やってしまったぁ…絶対高いじゃん(T . T)そこでやっぱりやめますと言う事も出来ず、「満タンでお願いします。」うわー、満タンって言っちゃったよ、何?このプライドの高さ(笑)
クレジットカードを手渡してずっとモヤモヤ。これで俺は一体いくら損をしたんだろうか…。40リッター×5円?10円?=200円?400円?
400円あったらスタバ寄れんじゃん‼︎うわーやっちまったー、痛恨のミスだー。。。という感じで車内で一人うなだれていると、店員さんが「窓はお拭きしますか?」と聞いて来たので「はい、お願いします。」
いつも価格の問題でセルフスタンドを選んでいた私は、なんだか窓拭きを確認されることが久々で新鮮な感じがしました。最近、高速を走って虫の死骸でひどく汚れて気になっていたフロントガラスを2人の年配スタッフさんたちが一生懸命窓をゴシゴシ綺麗にしてくれるのを見て、急に感謝の気持ちが込み上げてきました。
すると、さっきまで感じていた損得勘定がスッと消えていくのがわかりました。とっても丁寧な仕事だな、ありがたいな、綺麗になって気持ちがいいな。心がとても満たされました。
夜遅くに一生懸命働いてくれてるスタッフさんのお給料になるならどうぞ受け取ってください。とまで思える出来事でした。
前置きが長くなりましたが、先日読んだ本で、
神さまとのおしゃべり(サンマーク出版)著者 さとうみつろう
という私の人生観を180度変えさせられた小説をご紹介します。
この本には人が幸せに生きるために36個の【神様の教え】が書かれています。
その中の教えのひとつをご紹介します。 『お金にばかり目を向けていると、身の回りに溢れる豊かさには気づけない。』
私は、お金という価値にばかり目がいき、サービスという豊かさにすぐに気づけなかったのです。神さまは、この豊かさに簡単に気付くことができれば、簡単に豊かになれる。つまりお金も簡単に手に入れることができるとも言っています。
豊かさはお金だけじゃないという気付きを得て、私は毎日身の回りのいつでも簡単に感じられる「豊かなこと」に目を向けるようにしました。
安全な国で、当たり前に飲めるキレイな水がある。食べたいものがあるときは、スーパーに行けば何でも手に入る。読みたい本があれば、図書館に行けばいくらでも借りられる。具合が悪ければ平等な医療がすぐに受けられる。
こうやって充足を探すと多くの「ある」に気付きました。そしてこの豊かな環境やモノ、サービスに感謝をしていると自然と心が満たされてきます。是非みなさんもやってみて下さい。お金への執着が馬鹿馬鹿しくなりますよ。
もう一つ、この本での学びを共有します。
私は、イライラしやすいタイプなのですが、この「感情」ってどうして生まれるんだろう?という疑問を解決してくれました。
感情が湧くのは、目の前の出来事が原因ではない。それを「悪いことだ」と思い込んだあなたの固定観念こそが真の原因。
冒頭のエピソードで言うと、私がイライラしたのは、しっかり確認せずにセルフではないガソリン単価が高いスタンドに入った自分の行動。…ではなくて、
お金を支払う=自分のお金が減る
という私の固定観念からくるイライラだったのです。だから何でも出来るだけ安く買いたいし、安いサービスで十分だと心の中で常日頃思っているのです。そんなの当たり前でしょ⁉︎と思った方、たくさんいると思います。 しかし…
お金を支払う=世の中で巡って自分に還る
という感覚でお金を支払っている人たちが実際にいるのです。特にお金持ちの方で多い感覚のようですが、お金持ちで無くても誰でも出来ることで、ただ支払いの意味付けを変えるだけ!
この自分の中では当たり前で強く信じているモノを『観念』というそうです。そして長年この『観念』を持って生きていると凝り固まって固定してしまう。これが『固定観念』と呼ばれているそうです。
そしてこの固定観念と現実に起こった現象の間にギャップがあると、それがエネルギーとなって発生する。
これこそが「感情」だそうです。
今回の私の場合は、お金を出来るだけ支払いたくないのに予定以上に出ていってしまうというギャップが感情として現れました。一方で、お金は支払っても巡り巡って自分に還るという固定観念の人にはこの怒りという感情は発生しないということです。
なるほど…この感情は自分の観念があるから生まれてるのか!ということは、この固定観念を変えればイライラしないでもっと幸せに生きられそうだ。
この「感情」の仕組みがわかったところで、「固定観念」の書き換え方について知りたくありませんか?
気になる方は、是非一度読んでみて下さい。 最後まで読んでいただきありがとうございました。